工具は何が必要?
PCを自作する楽しみは、自分だけの特別なマシンを組み立てられることにあります。しかし、始める前に、組み立てる際に必要な工具やあると便利な工具を知っておく必要があるでしょう。
PCを自作する上で絶対に必要なのが、プラスドライバーです。ほとんどのPC部品は、小さなねじで固定されています。そのため、しっかりとしたグリップのあるプラスドライバーがあれば、簡単に部品を取り付けることができます。さらに、細かい作業がしやすいように、先が細いものを選ぶと良いでしょう。
静電気対策としては、アンチスタティックリストストラップをおすすめします。PCの部品は静電気で簡単に壊れることがあるので、自分の体から放電するためにこのストラップを手首につけると安心です。
また、あると便利なのが、ピンセットです。細かいケーブルを扱うときや、狭い場所にある部品を取り付ける際にとても役立ちます。ケーブルを間違えずに接続するためにも、精密な作業が求められるPCの自作には、ピンセットが重宝します。
さらに、ケースやCPUの冷却ファンを取り付ける際に使う、熱伝導材(サーマルコンパウンド)を塗布するためのスパチュラもあると便利です。最適な冷却性能を得るために、熱伝導材を適切に塗布することは重要です。
部品やネジを一時的に置いておくための小さなトレイやマグネットボウルもあると作業がスムーズに進みます。細かいネジをなくさないように整理しておくことで、ストレスなく組み立て作業を進めることができるでしょう。